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2018.11.28
大幅な高速化と高精度化を実現した3D基板外観検査機「RV-2-3DH」を新発売
JUKIは、RV(検査機)シリーズの3D高速モデルとして、3D基板外観検査機「RV-2-3DH」を、2018年12月10日より国内外で発売します。検査スピードの高速化と検査精度の向上により、実装工程全体での生産性向上、品質向上を実現します。
「RV-2-3DH」は、基板製造工場で生産される「プリント基板」を検査するための装置です。高い繰り返し精度によるハイレベルな3D検査で部品装着の不良を検出し、不良基板の流出を防ぎます。
当機は、高画素の1,200万画素カメラを採用したことで、一度に撮像する画角が30mm×30mmから48mm×36mmに拡大し、従来機比で192%の画角拡張を実現しました。さらに、JUKI独自の高速画像処理アルゴリズムにより、クラス最速の検査スピード61.8㎠/秒を実現しました。また、高分解能5μmレンズの装着(オプション)により、スマートフォンや精密機械などに使用される0.2mm×0.1mmサイズの超小型部品の検査も可能です。
さらに、実装統合システム「JaNets」(ソフトウェア/オプション)により、検査結果や良品・不良数など、検査情報の外部出力ができます。これにより基板生産の進捗状況をリアルタイムに把握でき、生産性向上、品質向上に貢献します。
また、当機を含めたRVシリーズは、プリント基板生産における検査以外にも、車載部品や医療機器部品、電子デバイスをはじめ、多様な計測・外観検査用途にも活用でき、人による目視検査の自動化、省人化、品質向上を実現します。
JUKIは、実装工程全体の生産性向上、自動化・省人化・効率化に向けた「JUKI Smart Solutions」をご提案し、お客様をサポートしてまいります。
特長
(1)高画素カメラと、JUKI独自の高速画像処理アルゴリズムの採用により検査スピードを高速化
1,200万画素の高画素カメラを搭載することで、一度に撮像する画角サイズが従来機比で192%拡張しました。
さらにJUKI独自の高速画像処理アルゴリズムにより、クラス最速の検査スピード61.8㎠/秒※を実現しました。
※カメラ分解能12μm条件時
(2)高分解能レンズの採用により検査精度が向上
高分解能5μmレンズの装着(オプション)により、次世代の主流となる0.2mm×0.1mmサイズの部品検査にも対応するとともに、高密度、狭隣接実装においても、高精度な検査が可能です。
(3)2つの検査プログラムモード
検査プログラムの作成には「テンプレートモード」と、「プロセスモード」の2つから選択ができます。
テンプレートモードはワンクリックで簡単にプログラムを作成することができ、データ作成時間を大幅に短縮します。さらに上級者向けのプロセスモードでは、内部のアルゴリズムを自由に編集・構成することができ、特殊な要求の検査設定はもちろん、お客様独自の検査設定や、特殊部品の精度計測に柔軟に対応することが可能です。
(4)計測・外観検査用途にも対応
プロセスモードの応用・活用で、電子基板製造工場だけではなく、様々な工場の計測・外観検査用途にも活用できます。加工部品などの平面度検査やクリアランス検査をはじめ、人による目視検査の自動化、省人化、品質向上を実現します。
発売日
国内・海外 | 2018年12月10日 |
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希望小売価格
3D基板外観検査機 RV-2-3DH | 16,000,000円 |
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当リリースに関する問合せ先
JUKIオートメーションシステムズ株式会社 営業推進部
上田 裕司
TEL:042-357-2293
JUKI株式会社 総務部 総務・広報・環境グループ
林 桐子
TEL:042-357-2398