JUKIグループ経営理念
経営理念・理念体系には、私たちの原点にある「人々のしあわせを実現し、社会に貢献すること」、そして「サステナブルな社会の実現に貢献したい」という想いが込められています。社員が同じ方向を向いて、経営理念を起点とした新中期経営計画との結びつき・実効性を目指すことであり、私たち自身がサステナブルな企業となることを表現しています。
経営理念体系

経営理念

存在理由(raisin d’ être)

(Why) 存在理由の意味・原点進化
衣食住は人々の生活に不可欠な要素です。特に「衣」の分野でJUKIグループは85年余りの永きにわたり、優れた製品・サービスで高い縫い品質の衣類を安定して供給できるソリューションを世界中に提供してきました。世界は今、様々な社会課題を抱えています。JUKIグループはモノ‐コトづくり企業として、この先もその課題解決に一つ一つ取り組み、技術革新と総合力で、「衣・社会」の未来を支え続けます。
ビジョン

(What) 目指す姿
新中期経営計画のゴールとしてお客様と共に生産現場を“スマートファクリー・自動化技術を核に、社会と共に持続可能な未来を創る“ ことに尽力します。
私たちの価値観

(Who) 社員一人ひとりのらしさ
- 私たちの製品・サービスは、お客様と共に積み重ねられた品質を基盤にしています。これから先も、技術品質と誠実な対応を通じて、お客様に揺るぎない安全・安心を提供します。
- 私たちのバリューは、お客様、パートナー、社員そして社会との深いつながりを基本としています。このつながりを重んじ、信頼関係を築くことで、共に未来を創造していきます。
- 経営には社会的責任が伴います。私たちは、全てのステークホルダーに対して深い責任を持ち、世界のどの会社にも負けない事業体質やブランドをもつ強い会社を目指します。
- 私たちは、どんな困難や挑戦にも耐え抜く力を持っています。市場の変化や厳しい競争環境の中でも、JUKIはグローバルネットワークを持ち、常に前進し続ける力強さを大切にします。
- 私たちは、表面的な新しさにとどまらず、過去の経験や深い洞察に根ざしています。そして、JUKIのイノベーションは、時間と共に価値を増し、お客様の未来を切り拓く基盤となります。
- 私たちは、長年の製造経験と開発を通じて培った重厚な生産基盤を誇りにしています。この基盤こそが、イノベーションを可能にし、未来の産業と社会を支える源泉です。
- 私たちは、持続可能な社会を築くため、環境への影響を最少限に抑えた製品・サービスを追求し、ものづくり企業として地球環境を大切にしていきます。
- JUKIが提供する製品・サービスでお客様に感動をお届けします。私たちの営みが、ステークホルダーに心からの満足と共感を与え、広く響きわたることを目指します。
中期経営計画

(How)
JUKIが100年企業を目指す過程において、5か年中期計画「Building Sustainable JUKI」を策定し、スタートさせました。
この中期経営計画は、最初の3か年で「“JUKIらしさ”を発揮し存在感のある戦略パートナー」となることを目指し、成長分野へのシフトにより新たなビジネスモデルを構築します。
また、残りの2か年では「「衣」と社会の未来を支える唯一無二のソリューションパートナー」となることを目指し、当初3年間で育てたビジネスモデルを更に深化し、持続的な成長を進めます。
私たちの原点
創業の精神

JUKIは1945年の終戦に伴って事業を失い、社員全員を解雇しました。その後、平和に貢献することを第一の使命として、社員を再結集し再建のスタートを切りました。創業の精神は、当時の原点の姿勢を表しています。
JUKIは歴史も文化も異なる185の国で、ものづくりの可能性を広げ、経済的にも精神的にも、人々をゆたかにし、支え続けます。
コーポレートスローガン
“Mind & Technology”は、戦後会社の存続に向けて奔走し、ミシン製造の事業基盤を築いた3代目社長 山岡憲一氏の言葉「心と技術」に由来し、“心の通った技術”を体現できることが当社の強みであり、コーポレートスローガンに込められています。
“Mind”は日本語において、単なる知性を意味するのではなく、JUKIが創業以来大切にしてきた「お客様の視点で考え抜く姿勢、行動する心」を表しています。

品質心得

創業以来JUKIはお客様と共に、世界に通用するJUKI品質を創り上げてきました。一方通行ではなく、共に考え、共に最善の道を切り拓く――
そんな「共創」の品質づくりを、これからも大切にしていきます。