DX(データドリブン経営)
JUKIのDX(デジタル・トランスフォーメーション)
営業活動を管理するCRMデータ、生産状況を示す生産システムのMESデータ、そして受発注・会計を含むERPデータを活用したデータドリブン経営環境の構築を進めています。
世界中のJUKIグループの情報をリアルタイムに収集・蓄積することで、本社と各拠点が同期化する状態を作り出し、迅速な経営判断と的確な意思決定で変化への対応力を高めます。
DXを活用したデータドリブン経営の再構築
JUKIは、2023年から2025年の中期経営計画において、3つの構造改革と6つの変革を掲げています。これらの改革の基盤として「データドリブン経営の再構築」を進めています。
営業活動を管理するCRMデータ、生産状況を示す生産システムのMESデータ、そして受発注・会計を含むERPデータを活用したデータドリブン経営環境を早急に立上げ、企業活動をガラス張り(見える化)にします。
サプライチェーンの改革
地政学的なリスクやパンデミック現象は、生産工場のロックダウンや調達の物流分断など、グローバルに展開するJUKIのサプライチェーンに大きな影響を与えます。JUKIは、効率化とリスク分散の両面から、グローバルERPへの刷新を進めています。
独立した販売管理、生産管理の連携を図り、本社・販売会社・生産会社がつながることで、リアルタイムでの状況確認とスピーディな経営判断を促します。
また、販売面においては、お客様情報がシステムごとに独立していたため、連携化・ビッグデータ化することにより、個々のお客様向けたサービスの充実を図ります。
システム面からの働き方改革
AIや5Gなど、ITシステムの進化や実用化が加速している中、転記作業などを自動化するRPAの導入や人に代わるシステムの導入により効率性や生産性を向上させ、労働時間の是正につなげます。
また、少子化を背景に人手不足がますます深刻化していくなか、テレワークをはじめとした柔軟な働き方をシステムによりサポートします。
ハイレベルな情報セキュリティの確保
情報システムを取り巻くさまざまな脅威から、情報資産を機密性・完全性・可用性の確保を行い、正常に維持します。許可された者だけが必要な時にいつでも情報にアクセスができ、情報が不正に改ざんされたり、破壊されたりすることを防ぎます。