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2018.09.11
対応基板サイズ拡大、搭載精度を向上させた 高速コンパクトモジュラーマウンタ「RX-7R」を新発売
JUKIは、対応できる基板サイズを拡大し、新開発のノズルヘッドで部品搭載角度の精度を大幅に向上させ、JUKI新型汎用マウンタ(RS-1)との組合せで、SMTラインの生産性を大幅に向上できる「高速コンパクトモジュラーマウンタRX-7R」を2018年9月21日より国内外で発売します。
RX-7Rは、プリント基板の実装工程において、主に小型部品を高速に搭載するためのマウンタです。
従来からのMサイズ基板(250mm×330mm)の2枚同時生産に加え、産業用の装置などに用いられるLサイズ基板(420mm×450mm)においても2枚同時生産を実現しました。マウンタ外観サイズを変更することなく、Lサイズ基板生産においては2倍の生産性向上を実現しました。これにより、JUKIの新型汎用マウンタ(RS-1)との組合せでラインタクトを短縮、変種変量生産へも柔軟に対応できる上、実装統合システムJaNetsを使用することにより生産の最適化改善、生産性向上にも結びつけることができます。
加えて、新開発のノズルヘッド“P16S”は、ヘッドの動作時における軸精度を高めたことにより、基板への部品搭載角度の精度が向上しました。部品搭載角度の精度は、近年特に生産が増えているLED基板の品質を左右する重要な要素です。
また当機は、お客様の様々な生産ニーズに合わせ、バンク仕様(一括交換台車、固定バンク)、搬送仕様(シングルレーン搬送、デュアルレーン搬送)、を選択できるよう仕様を追加しました。
当社は、RX-7Rで多様化するお客様の生産ニーズに柔軟にお応えするとともに、マウンタのみならず、実装工場全体のトータルソリューション「JUKI Smart Solutions」で革新的な生産効率向上を実現、お客様をサポートしてまいります。
特長
(1)新開発の“P16Sヘッド”で、さらなる高精度搭載を実現
新開発の“P16Sヘッド”は軸精度を高めることで搭載角度の精度が大幅に向上しました。チップや小型ICはもちろん、高い精度が求められるLEDエッジライトを使用した基板生産にも最適です。
(2)Lサイズ基板の2枚同時生産が可能に
Lサイズ基板(420mm×450mm)の2枚同時生産を可能にしました。Lサイズ基板生産においては生産性が2倍になり、生産性が大幅に向上しました。
(3)リード部品の表裏検査機能
従来のチップ表裏を判定する機能に加え、リード部品の表裏判定も可能になりました。吸着部品の上面部と底面部での幅測定を行い、各幅の大小関係から部品の表裏を判定します。
(4)低衝撃対応機能
搭載時のH軸の下降と上昇速度を2段階に切り替えることで、部品が基板に接触する際の衝撃を低減させることができます。基板反りが大きいフレキシブル基板への搭載にも効果を発揮します。
(5)高速生産を実現
クラス最高タクト75,000CPH(最適条件)を実現しました。
(6)横幅998mmのコンパクト設計
横幅998mm のコンパクト設計で、高い面積生産性を実現します。
(7)幅広い部品対応力
P16Sヘッドは部品サイズ0.3mm×0.15mm~5mm角、高さ3mmの小型部品に対応、P8ヘッドは部品サイズ0.6mm×0.3mm~25mm角、高さ10.5mmまで搭載できます。小型部品から中型IC部品まで幅広い部品に対応します。
発売日
国内・海外 | 2018年9月21日 |
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希望小売価格
【国内】 完成品価格(消費税抜き)
高速コンパクトモジュラーマウンタ(シングルレーン搬送/固定バンク仕様) RX-7R | 20,447,000円 |
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当リリースに関する問合せ先
JUKIオートメーションシステムズ株式会社 営業推進部
上田 裕司
TEL:042-357-2293
JUKI株式会社 総務部 総務・広報・環境グループ
林 桐子
TEL:042-357-2398