工業用ミシン事業

配属後は職場でていねいに研修を行います。グローバルシェアNo1のJUKIが培ってきた縫製工場における生産性向上のノウハウを、お客様の工場で体験・習得する研修もあります。

縫製の知識がほとんどなく、毎日着ている洋服が実はたくさんの縫い方で縫われていることに驚いた——そんな方でも、研修を通じて、縫製の工程や使用される設備についてしっかり知識を身に付けることができます（その結果、洋服を買うときに、裏返して縫い目をチェックするようになるのは、JUKI社員あるある）。また、今はイメージしづらいかもしれませんが、縫製工場で作られるものは「工業製品」であることも、この研修で実感できるでしょう。アパレルに興味ある方だけでなく、工場の効率化、途上国の工業化などに興味がある方にも、面白さと奥深さが感じられると思います。

世界185ヵ国以上のお客様にお使いいただいているJUKIの工業用ミシン。配属後に研修を受けたら、若手のうちから世界中の縫製工場へ、お困りごとの解決に向かいます。工場の経営者から実際にミシンを操作するオペレーターまで、いろいろな方とコミュニケーションをとって信頼関係を構築します。

「あなたのおかげで効率が上がった」「難しい工程が簡単になった」といった嬉しい声が直接届く——そんな仕事です。最初は、英語が苦手でも大丈夫。先輩も、世界中のJUKIの拠点のナショナルスタッフも、志や目的を同じくする「仲間」としてしっかりサポートしてくれます。英会話の学習の会社補助もあります（もっとも、目を見ながらの身振り手振りでも、最後はコミュニケーションできるもの。先輩も通ってきた道です……）。

JUKIの工業用ミシンはグローバルシェアNo1。縫製業界で、JUKIを知らない人はいないといっても過言ではありません。オペレーターの中には「JUKIのミシンを踏みたい、操作したい」と工場長にリクエストする方もいるほどです。

工業用ミシンで培った高度な技術を活かした家庭用ミシンも、家庭で使う方だけでなく、幅広い層のソーイングクリエーターにもご愛用いただいています（ちなみに採用担当は、特徴的な布送りの機構「ＢＯＸ送り」で、大学訪問時にメカの教授にお褒めいただききました）。そういう、いわば世界中のファンのみなさまに、自分が製品を提供しているという喜びを味わうことができます。