技術と提案力で、製品の価値をさらに引き出していく
T.T
IoTプラットフォーム機器&システム事業CBC営業部販売企画グループ
機械工学科卒
2012年 新卒入社
- 入社後
- 入社後、カスタマーサポート部営業技術室に配属、2014年から2019年はJUKI INDIA PVT LTDへ駐在。帰任後、縫製技術サポートグループに所属、2020年のシステム推進グループへの異動を経て、2023年より現部署
自分が携わった製品がアパレル産業を支えることに働きがいを感じた
どんな就職活動をしていましたか?
学校では機械工学科に在籍し、機械設計から製作まで幅広く学んでいました。私は設計よりも製作や調整に興味があったので、機械メーカーなど、何かモノづくりに関する職に就きたいと思って就職活動をしていました。
活動を進める中で、技術営業(JUKIでは営業技術)といわれる職種があると知りました。
知識を活かして、最適な活用方法を提案する点に魅力を感じ、以降は技術営業職を中心に就職先を探しました。ただ、一口に技術営業といっても企業によって仕事内容が営業に寄っていたり、技術に寄っていたりと幅広いので、仕事内容はよく確認していました。
JUKIを選んだ理由は?
衣食住の衣を作る機械を製造するメーカーなので、自分が携わった製品が世の中のアパレル産業を支える助けになると思うと働きがいがあると感じたからです。
世界的にシェアも高く、将来的にも安定していそうだと思ったことも理由の1つです。
仕事内容も、工業用ミシンのメンテナンスやセットアップ、販社への技術支援など、製品を売った後のアフターサービスがメインのようだったので自分のやりたいことに合っていそうだと感じました。
海外がメインの市場で海外出張もよくあるということを聞き、今まで外国へ行ったことがなかったこともあり、スキルアップにもつながりそうだとも感じました。
営業技術を経て、現在、
メンテナンスサポートシステムの販促・開発支援に携わる
現在の仕事内容は?
営業技術では工業用ミシンの販売後のメンテナンスサポートとして、修理対応はもちろん、通常の調整では難しい工程に特殊な調整や装置、ゲージを取付たりと、お客様の困りごとに対して適切な解決方法を提供していく仕事を行っていました。
現在のシステム推進の仕事内容では、「ShuHaRi」というメンテナンスサポートシステムの販促・開発支援をしています。システムを活用して定期的な予防保全をすることで、ミシンが故障して動かず、生産性が落ちてしまうといった問題を未然に防ぐことができます。
ある日のスケジュール
- 09:00
- 出社
出社後、1日のスケジュール、メンバータスクを確認し、メールなどもチェック
- 10:00
- 各問合せの進捗確認や、
必要な資料の作成
- 13:00
- 海外販社と打合せ
- 18:00
- 退社
最後に明日の予定を確認し、
本日の仕事は終了です
仕事でやりがいを感じるのはどんなとき?
営業技術の仕事は、ミシンやその他サポートシステム(生産性向上やメンテナンスサポート)と合わせて付加価値を付けたり、技術セミナー等を含めた総合的な提案など、自分が顧客へ提案した内容によって、幅広く展開している自社製品の価値をさらに引き出すことができるので、それが顧客に響いた時にやりがいを感じます。
新商品にも早い段階から市場テストという形で携わることができ、顧客からのフィードバックをダイレクトに開発に伝えることができる機会もあるので、それが製品に反映されたりするととても達成感があります。
人のお困りごとを解決したエピソードは?
営業技術の仕事では、基本的にお客様のお困りごとを解決するのが仕事です。ミシンを導入したもののうまく縫製できない場合などは、最初は大変ご迷惑をおかけしてしまいます。しかし、最終的に顧客の要望通りに動き始めると、とても感謝されることが多いです。
システム推進での仕事では、「ShuHaRi」を販促していく中で、顧客や販売会社から様々な意見や要望がでてきます。そういった要望をアップデートなどで盛り込んでいくと、「販促しやすくなった」「使いやすくなった」といった声をいただくことがあります。
いま目指していること、将来の夢は?
デジタルコンテンツ(主にメンテナンスサポート)を縫製工場に欠かせない製品として確立していきたいと考えています。
将来像としては、部署の中核を担うリーダー的存在になっている、後輩も数多く入ってくるので指導や育成にも力を入れている、遠隔サポートがメインの仕事になっているため、海外へ行く機会は減ったが顧客要望や追加機能の調査で出張へ行くこともある、 ミシンの調整や修理方法について詳しく知っており、アプリの開発部門からはコンテンツ作成に無くてはならない存在と言われている——そんな姿が目標です。
また、結婚後の生活も順調で、趣味と家庭の両立を成し遂げたられたらと思っています。