Voice社員紹介

業界を変えるかもしれない技術を、ゼロから生み出す仕事

F.N

開発センター技術開発部 先端技術開発グループ

大学院理工学研究科 精密工学専攻 修了

2020年 新卒入社

入社後
入社後、技術開発部 技術開発1グループに配属、2024年より現在の部署

工業用ミシンは、仕事をしながら機械を学べると思った

どんな就職活動をしていましたか?

大学では機械工学を学んだので、将来はメカ技術者になって新しい機械の開発に携わりたいと考えていました。一方で、学生時代はプライベートでメカに触る機会がなく、工作や設計の経験がほとんどなかったため、他の人と比べると不利になると予想していました。そこで、メカの経験が少ないことを補うために、自分の趣味の経験を活かせる業界はどこかを考え、就職活動を行いました。幼少期から趣味として手芸をしていたので、布や糸にまつわる機械として、ミシンや織機、編み機、紡績機械などの機械メーカーの募集にエントリーしました。

JUKIを選んだ理由は?

工業用ミシンはメカニカルな機構が多く、古い技術もたくさん詰まっているので、仕事をしながら機械を学ぶことができると思ったからです。また、インターンで2週間お世話になったときに、職場の雰囲気が和やかで過ごしやすいと感じたことも理由の一つです。技術的なことやものづくりをする上で、安全に関わることは厳しく扱う必要がありますが、常にストレスの高い職場環境だとパフォーマンスが低下してしまうので、自分が落ち着いて働ける雰囲気かどうかも重視しました。

ワクワク、ヒヤヒヤ、未発表の先行技術を開発

現在の仕事内容は?

未発表の先行技術の開発に携わっています。
今後の縫製業界を変えるかもしれない技術をゼロから生み出してる真っ最中なので、ワクワクしながらもヒヤヒヤしています。

少数精鋭のメンバーで開発してるため、テーマの立案や方針検討などの抽象度の高い業務から、実験やデータ処理のような具体的な作業まで、なんでもやっています。

新しい技術の芽をつくり、育て、一つの技術として確立させて、製品開発部門へ受け渡すまでが自分たちの仕事だと考えています。

Schedule

ある日のスケジュール

09:00
出社、メールのチェック、
朝礼で本日の予定の確認。
09:30
実験用の治具設計
(前日受けた指摘を修正)
10:00
図面を作成して、自己検図の後、上司に検図依頼
11:00
承認を受けた後、治具の部品を発注
13:00
生地特性測定の実験を実施
15:00
実験結果のデータ処理と考察
17:00
報告資料を作成
17:30
上司への口頭報告
17:45
退社

仕事でやりがいを感じるのはどんなとき?

既存の装置の改善業務で、問題点について自分で仮説を立て、検証実験を少しずつ積み重ねて、必要な機能を実現できたときに達成感を感じました。できあがるまでの期間は、「何か見落としがあるのではないか」「そもそも自分の仮説は見当違いなのではないか」と不安に感じることも多くありましたが、懸念事項が浮上するたびに上司と相談したり、新たな検証を行い、多角的に問題をとらえる姿勢を貫いたことで、成果につなげることができたと考えています。
また、改善後の装置でお客様へのデモンストレーションを実施した際には「仕上がりが綺麗になっている」「操作がとても簡単」など、自分が行った改善が実現でき、お客様に評価をいただいたことがとても嬉しかったです。

いま目指していること、将来の夢は?

将来かなえたい夢は、"研究者 兼 開発者 兼 メカ設計者" として一人前になることです。自分が考えた技術や機能のアイデアを、実際に動いて実現するモノにするまでの一連の開発ができるようになりたいです。近い目標としては、現在携わっている新技術の開発を軌道に乗せることを目指して頑張っています。今後は、新たな技術を確立するための研究開発の業務を行いながら、設計者として成長するための勉強と実務経験を積んで行きたいと思っています。

覚えきれないほど製品が多種多様で、ラインナップが幅広い

知られていない「本当のJUKI」の魅力は?

ミシンのラインナップが幅広いことは、入社前は知りませんでした。
ミシンの種類は、工業用、家庭用、職業用の区分だけではなく、本縫いや環縫いなどのような縫い目の違い、アパレル用やノンアパレル用の違い、縫製工場で使われるサイクルミシンや特殊な自動機などもあり、製品が多種多様で覚えきれません。機種ごとの用途や特徴を覚えるのが大変な一方で、業務によってはいろいろな種類のミシンに関われるチャンスがあるとも言えます。

また、人について言うと、物腰の柔らかい人が多いように思います。良く言えば「謙虚」で、悪く言えば「もっと自信をもっていいのに。」という印象です。若手であっても自分の意見をはっきり伝えることができれば、きちんと話を聞いていただけるので、主体性を持って働きたい若者にとっては良い環境だと思います。

アフター5、休日の過ごし方

休日は家事をしたり、読書や映画鑑賞などの趣味をして過ごしています。天気が良ければ多摩周辺で散歩することもあります。会社の近くの乞田川では春になると桜並木がとても綺麗なので、散歩していると気分をリフレッシュできます。

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