手作りワールド

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ミシンは常に身近なところにある空気みたいなもの。
きっとこのミシンが使えなくなったら寂しくなるだろうな…

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お名前:  鈴木 久美代さん
お住まい: 静岡県島田市
ミシン歴: 約30年

お客様の声
ミシンは常に身近なところにある空気みたいなもの。
きっとこのミシンが使えなくなったら寂しくなるだろうな…

ソーイングを始めたきっかけは?

 子供の頃から縫物が好きでしたので、ずっと自己流で縫っていました。
裁縫は高校のときの家庭科の授業で学んだだけなので、いつも見様見真似で作っていました。

 結婚して子供ができてから何かは「作りたいな」と思い、嫁入り道具で持ってきたミシンで、市販の型紙を使いながら、娘のスカートやベストを作っていました。
たまにソーイングバッグや小物なども作っていました。

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ミシンを買われた時の感想を教えてください

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 洋裁をしている友達から、「ミシンを買うならJUKIがいいよ」と聞いてから、JUKIのミシンを使っています。
友達から聞いたとおり、洋服作りに便利な機能がたくさんあって快適です。
以前は、ザ・ミシンHZL-2100を使用していました。全自動で糸が通るので、とても楽で、大好きな機能の一つでしたね。

 一年半くらい前に、ミシンキルトがしたくて、ミシンキルトに適したミシンを探していました。その時にこのミシンと出会ったことが、このHZL-DX5を購入する決め手になりました。
以前使用していたザ・ミシンよりも力強く、段差があってもスムーズに乗り越えてくれるのが気に入っています。

どのようにソーイングを楽しんでいますか?

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 10年くらい前から本格的に洋裁教室に通い始めました。
既製服だとサイズが合わず、市販の型紙を更に自分サイズに合うよう自己流に修正したり、お直し屋さんに出して高い補正代を払ったりしていました。それより「自分で製図を引いて体に合った服が作れるように、洋裁を教えてくれる先生のところへ通おう」と思い、今でも月に一度通っています。

 ワンピース、チュニック、ブラウス、スカートなど、私が着る洋服は、ほぼ100%手作りの服です。

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 有松絞りが好きで、夏物はその反物を使用してワンピースやブラウスなど作っています。夏は本当に涼しくて、着心地がいいですね。1反から袖なしのワンピースなら2着作れますよ。
ニットの生地を使ったチュニックや上下セットアップなども作ります。
頼まれて、仲良しのお友達の分も作ってあげています。
冬物は、コートや礼服なども作っていますよ。

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 教室に行くと、色々な人とお話して作るのが楽しいですね。
私も刺激を受けますし、先生や生徒さんが作っているものを見せてもらうと、また創作意欲が沸いてきて、みんなに負けまいと頑張っています。雑誌スタイルブックからデザインのヒントも得ますし、雑誌スタイルブックを見て作っても「こんなはずじゃなかった!」ということもよくあります。(笑)

 私はSサイズ使用なので、既製服だと襟ぐり、袖ぐり、着丈、身幅のすべてが大きくタブタブした感じになってしまい、見た目にもすっきりしません。
またSサイズは、値段が割高な上に、種類やデザインも少ないのです。
そして60代の私には、若い人向けのデザインは気恥しくて着れませんし、高齢者向けのデザインの洋服は着る気になれません。「困った!自分で作るしかない!」と思いましたね。

 自分で作った“自分サイズ”の洋服は快適です。
自分で作った洋服を着るのはとても嬉しいですね。
特に体のサイズに合ったものを作り身に着けるのは、やっぱり着心地がいいです。

 型紙が完成したら、いつも素材違いや柄違いで作ってコーディネートを楽しんでいます。

 娘からよく言われるのですが、「自分のものとなるとマッハの勢いで作るけど、人のものになると、遅くて全然進まないね」と言われます。(笑)
やっぱり自分のものは、早く作って早く着たいっていうのがあるんでしょうね。

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 ハンドキルトは、個人の先生のところに2年間だけ通いました。
それ以降の30年はまったくの自己流で本を片手にハンドキルトを楽しんでいます。
昼間は洋裁をして、夜の空き時間にハンドキルトをします。
だんだんと目が見えなくなってきたので、ミシンは明るい時間にし、夕方~夜にかけてはハンドキルトがメインです。
洋裁やハンドキルトをしながら、小物づくりは洋裁と洋裁の合間に息抜きがてら必要に応じて楽しんでいます。

 今、洋服を作る人が少なくなってきたので、静岡で服地を手に入れるのは大変です。
以前は先生のお教室のところに東京から生地屋さんが年に1~2回来てくれていたんですが、もう来なくなったので、今は東京の日暮里まで生地を買いに行っています。

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HZL-DX5のどんな機能を使っていますか?

【フロートモード】

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 ハンドキルトで作ったバッグの仕立てのときは必ず使用しています。

【ボタンホール】

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 生地の厚みに合わせて調整できるのはいいですね。

【自動糸切り機能】

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 はさみを使わずに糸切りできるのはいいですね。
糸の無駄もなくお気に入りの機能です。

 友達のところにあるミシンは、糸切り機能がついていません。
ちょっとしたことですが、使い勝手が違う点が、このミシンを使ってからは、ほかのミシンを使う度に不便さを感じています。

ソーイングを始めようとしている方へメッセージをお願いします

 私がこうして作っていると、私のお友達にも伝染して、「洋服が作りたい!」って思ってくれたみたいで、3年くらい前から友達が「作ってみようかしら?」と言って、初めてミシンを買って、洋服を作っています。
自分で作った服を自分自身で着る楽しさはいいですね。

 洋服はほぼ直線縫いなので、頭で考えているよりも簡単に縫えて作れます。
たとえ人から見たら、「ちょっとまがってない?」って思われたとしも自分が着るものだし、既製品とは違う手作りならではの思い入れは、作った本人しかわかりませんからね。

 私は洋裁教室に通って10年が経ちましたが、そこには90歳のおばあちゃんが来ています。自力でバスに乗って教室に通っていらっしゃいますよ。
やりたいという気持ちがあれば、年齢に関係なくできます。
ひと月に1枚、完成するかしないかのペースですが、教室に行くとおばあちゃんから逆にパワーをもらっています。

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販売店からひとこと

 「手作り倶楽部 ふらっと」 は、お店の名前のとおり、ふらっと立ち寄ってもらえるような楽しい作品がいっぱいのお店です。

作りたい物のアイデアを探しに来るお客様、私も作ってみたいと創作意欲を湧かせて帰るお客様などさまざまです。
当店はお客様とのフェイス・トゥ・フェイスをモットーに信頼いただき、多くのご紹介をいただいております。

ミシンのご購入検討や修理に限らず、ミシンに関して困ったことがあれば何でもご相談ください。
静岡県内全域をサポートしていますので、お気軽にお問い合わせください。


販売店:ミシンサポート静岡 

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取材:2018年8月