手作りワールド

　家庭科の授業でミシンを踏んだことをきっかけに、ミシンが大好きになりました。
当時は、洋裁や編み物などよくしていました。

　高校を卒業してから、本を見ながら一から製図を引き、型紙から洋服を作っていました。自分が着るブラウスやワンピースなど、裏地無しの簡単な洋服はよく作って着ていましたね。

　　その後、結婚を機に足踏みミシンを嫁入り道具として購入してもらい、子供を出産してからは息子二人と娘一人のためにたくさんの子供服を作っていました。
私の叔母が洋裁の仕事をしていたので、仕事現場に遊びに行っては、叔母の手許を覚えました。

　私と娘のお揃いのワンピースを見様見真似で作り、旅行の時にはお揃いで着てお出かけしていましたよ。

　毎週火、土曜日の週に二回、『ローズ教室田中』でみなさんの洋服づくりのサポートをしています。

　開校して約１年半経ち、会員数は約３０名様となりました。その中でも８６歳のおばあちゃん２人は、「近所にこのようなソーイング教室を開いてくれて嬉しい」と言って、一番喜んでくれています。
昔ミシンを使っていた方なので、昔を思い出し懐かしんで、手先を動かしながらモノづくりをしているのが生きがいになっているみたいです。

　みなさん帽子・服・カバンなど一生懸命作っています。私も生徒さんに負けまいと、佐藤貴美枝さんのニットソーイングクラブのプロソーイングのコースに通っています。今は裏地付きのジャケットを作っていますよ。
まだまだ私自身も勉強中の身ですが、生徒さんに教えています。

　ニットソーイングなら誰でも簡単に作れます。
よく生徒さんから聞かれるのが、「ミシンと私、相性が悪いんです。」と言う方がいます。
何回かミシンを踏んでいただければ、必ず皆さん慣れますよ。そして、すぐにミシンと仲良しになって、モノづくりができるようになります。
躊躇せず、どんどん挑戦してもらいたいですね。


　ミシンを使ったことない方でも『ローズ教室田中』にはいらっしゃいます。
　
　先日も３歳のお子さんを持つママさんが、「既製品だとサイズが合わないから」と言ってご自身の服を作られていました。
全くソーイングの知識がない方でも、少しサポートしてあげただけで、完成したんですよ。

　「ローズ教室田中」では、若い世代の方から８６歳のおばあちゃんまで、幅広い世代でソーイングを楽しんでいます。
誰でも練習すれば、必ずできます。
手ぶらで来ても、大丈夫です。
「ローズ教室田中」にはすべて道具・布がすべてそろっていますから、お近くの方ならぜひ遊びに来てください。