お名前: 渡邊 誠さん
お住まい: 滋賀県大津市
ミシン歴: 約3年
二十歳の頃、友達の実家が婦人服縫製業をしており、半年ほど遊びがてら手伝いをしていた頃がありました。
初めて工業用ミシンを使用しましたが、難しかった記憶は全然ないですね。その当時は婦人服全般のアイテムを作っていました。
そこでの経験が、縫い物に対するハードルをかなり下げましたね。今、振り返ると大きなきっかけの一つだったと思います。
それ以降は、手縫いでチクチクするくらいで、たまにどこ製なのかわからない、家庭によくあるコンパクトな家庭用ミシンを使っていました。
若い頃、一緒に音楽をしていた仲間たちに誘われて、※1サバイバルゲームを始めました。月に一度、仲間たちと一緒に遊んでいたら、次第にその面白さにはまっていったのです。
知力と体力を駆使して戦略を練り、その時出来る最大限の準備をして、それを実行し、仲間との連携で勝利を得た時はとても楽しいです。
※1サバイバルゲーム:フィールドと呼ばれる有料施設等で、敵味方のチームに分かれ、相手チームを倒したり、両陣にある敵の旗(フラグ)を取り合ったりするエアーガンを使ったスポーツ。
サバイバルゲームでは目立つことが命取りになります。
森林や砂漠などで迷彩効果を発揮するカモフラージュ柄の服に身を包み、その場に適した装備をセットアップするのですが、ゲームを通して、使い勝手が悪いものは、使いやすいように自分で改良するようになりました。
探し回って自分にちょうどいいものがないのなら、既製品をリメイクするより、「自分で一から作ろう!」と思うようになりましたね。
この趣味を始めて、硬くて厚い生地ばかり縫うので、いろいろと不便を感じて、「作業領域が広いものがいいな~」と思ったら、おのずと選択肢は工業用ミシンしかなかったですね。
中途半端に安いミシンで済ましてしまうと後々困るのは目に見えていたので、買うならいいものを買おうと!
ずっと工業用ミシンが欲しいと思っていて、それでできない部分を家庭用ミシンHZL-EX7を使っています。
HZL-EX7は、「賢いミシンやな」と思ったのが、一番の印象ですね。
何をしても賢い!!糸掛けも早いし、下糸の交換も簡単。
パネルの表示もわかりやすいですね。
当時使っていた家庭用ミシンと比べ物にならないほどできることが多すぎて、やりたいことがたくさんありすぎて正直何から手を付けていいのか…(笑)
面白かったのは模様を組み合わせて意外なパターンの模様が縫えるのが面白かったですね。
「こんな不思議な形になるんや」と思って、ランドリーボックスの中袋を作るのに、「縁に模様を入れるとお洒落やな~」と思って、喜んで妻に見せましたね。
色々な機能があって楽しいです。
もともとモノづくりをすることが好きでした。
ジョギングするときに鍵や小銭を持って行くのにわざわざカバンをもっていくのは大変なので、最小限のポーチを作ったり、音楽プレイヤーを持って走るためにそのサイズに合わせて専用ケースを作ったり、「自分に必要なものは自分で作ろう!」と思い、自分にとって使いやすいものを作っています。
このミシンを買ってからもミシンと格闘しています。今のところ楽しいというより、完成への道のりの苦しみを味わっています。(笑)
サバイバルゲームの戦闘中、不便に感じることがあると、「こういうものを作りたいけど、どうしたらいいのだろう?」「こういうものがあれば便利だな~。」と思ったことを形にしています。
今までは、設計もしたことがなかったので、自分の頭の中に図面引いて、「こうかな~、あ~かな~」と試行錯誤をしながら、「この順番で縫ったら、ここが縫えないな~」と考えて、いっぱい悩みながら作っています。
既製品をばらして、構造を把握して、「自分だったらこう作るな~」と考えるのもソーイングの面白さの一つですね。
苦労して作ったものを装備して、※2フィールド内を駆け回り、今までより快適な動きができるようになると、嬉しいです!
また仲間に手作りした装備品を提供したり販売してあげると喜んでもらえたり、またその友人がほかの方を紹介して下さったりすると、やりがいを感じますね。今は、銃のスリングや、マガジンポーチ、ラジオポーチ、ブーニーハットやコンバットシャツ、ガンベルト等の多くの装備品を作っています。
※2フィールド:サバイバルゲームをする為の有料施設。
縫いの補強のために使用しています。
姪っ子のものを作ってあげるのにとても便利です。
ボタン1つでミシンがすべて縫ってくれて楽ですね。
糸切り・返し縫い・玉止めなど、作業がスムーズです。
縫い始めと縫い終わりを自動で返し縫いできるのは、賢いですね。
膝の操作だけで、押えが上下できるので、作業がとてもスムーズです。
両手が使えるので、便利ですね。
大きい巻糸もこれがあれば、とても便利です。
モノづくりは向き不向きがありますが、やってみたいと躊躇している方がいれば、先ずはやってみるべきです!
自分の要求は自分にしかわからないですし、100%満足出来るモノは自分でしか生み出せないと思うんです。だから自分で作る道が一番遠回りのようで実は、一番の近道なのかなって思います。
趣味でモノづくりをするのならば、道具はケチったらあかんと思います。
好きで始める事だからこそ、自分の知りうる最高に良いものをちょっと無理してでも買わないと使っているうちに不満が出てくるし、できることの制限も出てきますからね。
信頼できる道具と、「やってみたい!」の好奇心が揃った時、より良いモノが造り出せるんじゃないかと思います。
道具に対して100%の信頼がおけたら、例え出来上がったものが失敗していても、疑うべきは自分の技量だけで済みますからね。(笑)
「ミシン」って…どこでも買える時代ですよね。
「電気屋さん」「手芸屋さん」「テレビショッピング」「通信販売」「インターネット」等…
当店、西村ミシンでは、 お客様の予算や用途に合わせて、最適なミシンをご提案しています。
お買い上げのミシンは、購入後10年間は無料サービスで専門スタッフが親切・丁寧に取り扱い方の説明をしていますので、ご安心ください。
取扱説明書を見てもわからない、読むのが苦手な方でもすぐにスタッフが解決します!国家検定一級技能士の資格をもった職人が、一台一台品質チェックし、良いミシンをお客様に提供しています。
縁かがり、ボタンホールの仕方、ファスナーの縫い方など、お客様の要望に答えられる様、お客様のアフターサービスに答えられる様、スタッフ一同快適なソーイングライフをサポートします。
草津店では家庭用ミシンをお買い上げ頂いたお客様を対象に「手作り教室」「入園グッズ作り教室」を開催。
ロックミシンをお買い上げ頂いたお客様を対象に「ロックソーイング教室」を開催しております。ともにフリーソーイングの教室です。
実践で縫い方やミシンの使い方を学べるので好評を頂いております。
ホームページ
http://www.nishimura-misin.jp/
販売店:有限会社西村ミシン商会 草津店
取材:2018年8月