肩書き/テーマ: キルト作家・講師/初めての方でもかんたん、たのしいJUKIミシン!!
活動拠点: 長野県上田市
活動内容概要:
長野県内数カ所にて教室を主宰し、1995年より毎年、長野県内外・海外各地にて展示会、ワークショップを開催している。JUKI公認アドバイザーでもある。
オリジナル作品を『キルトジャパン』『Magic Patch』『QuiltMania』『AmericanQuilter』『PatchWorkDeAGOSTINI』『主婦と生活社』『パッチワーク倶楽部』『パッチワーク通信』等に発表。また、2017年は、キルトの制作を始めてから30周年を迎える記念すべき年でもある。
ブログ:http://felisaquilts.com/
Facebook:Patchwork Felisa Quilts
Instagram:felisaquilts.jp
Pinterest:Patchwork Felisa Quilts
twitter :@PatchworkQjp
YouTube:パッチワーク キルト Patchwork Quilts Nakazawa Felisa
ホームページ :http://www.patchwork.tokyo/
活動・受賞歴など 詳細はこちらをご覧ください。
2005年 『パッチワーク倶楽部』に一年間にわたり6作品を連載
2005年 長野キルトウィーク2005 出品
2005年 インターナショナルキルトウィークコンテスト横浜2005ミニキルトコンテンポラリー部門賞 受賞
2006年 『キルトジャパン』粋な和袋もの 作品掲載
2006年 日本キルト大賞 和のキルト部門 入選
2006年 日本キルト大賞 創作キルト部門 2位 受賞
2006年 長野キルトウィーク2006 10周年記念教室展示会を出展
2007年 日本キルト大賞 トラディショナルキルト部門 3位 受賞
2007年 『フェリーサのキルト昔ばなし』 パッチワーク通信社より発刊
2007年 東京芸術劇場にて「F&M」開催
2007年 AQSパデューカ審査員奨励賞(Anita Shackelford)受賞.
2008年 長野キルトウィーク2008 フェリーサのミシンキルト展示会を出展
2008年 私の針仕事展(西武池袋)に出品
2008年 東北キルトフェスティバルin八戸、仙台、弘前に出品
2010年 日本キルト大賞 創作キルト部門 入選
2010年 『和布のかわいい小物』 パッチワーク通信社より発刊
2011年 AQSパデューカ 入選
2012年 長野キルトウィーク2012 フェリーサのミシンキルト展示会を出展
2012年 日本キルト大賞 企業賞ブラザー販売賞 受賞
2013年 東京 ギャラリーモーツァルト「F&M II」 開催
2014年 日本キルト大賞 創作キルト部門 入選
2014年 長野キルトウィーク2014 フェリーサのCut Sewミシンキルト展示会を出展
2014年 目黒雅叙園「和キルト百段階段」20人展 出品
2015年 BERNINA「Cuddly Toy コンテスト」 入賞
2015年 東京 ギャラリーモーツァルト「F&M III」 開催
2015年 北アルプス展望美術館「安曇野キルト公募展」審査員勤める
2015年 北アルプス展望美術館「安曇野キルト公募展」展示、ワークショップ
2015年 東京目黒 ミリオンアートスペース「F&M Ⅳ」 開催
2015年 松本市美術館 第13回美術工芸展 出品
2015年 松本市美術館 第13回美術工芸展 松本タウン情報賞 受賞
2016年 第16回キルト日本展 佳作賞 受賞
2016年 目黒雅叙園「和キルト百段階段」 出品
2016年 キルト&ステッチショー2016東京他 出品
2016年 インターナショナルキルトフェスティバルヒューストンU.S.A.出品
2017年 キルト制作30周年記念「フェリーサのHappy Quilt Life展」長野県池田町 北アルプス展望美術館にて開催
2017年 「フェリーサのHappy Quilt Life展」新潟県十日町にて開催
2017年 キルト&ステッチショー2017東京他 出品
【著書】
和布のかわいい小物 (レッスンシリーズ)
フェリーサのキルト昔ばなし (レッスンシリーズ)
手縫いとミシン 最初のころから両方の手法でパッチワークキルト作品を作ってきました。そしてかれこれミシンを使うようになって30年間。それまで他社のミシンで作り続けてきましたが、3年前あるきっかけからJUKIのミシンに出会いました。
それからは、このミシンの使い心地の良さに魅了され、JUKIファンのひとりとなりました。今は相棒ともいえるこのミシンとともに、年間5枚のタペストリーを作るのが私の目標です。
インディゴの藍染め(古代布)との出逢いから始まりました。生まれ育った場所で子供の頃見た、
抜けるような青空と重なるものがあり、心を奪われました。
日本に来て初めて見た藍染めの「青」に感動して、この生地を使って何か作ってみたい!
そんな衝動にかられたんです。
陶芸が好きで、自分でも制作していた時期があったのですが、そのころは有田焼の「青」に魅了されていました。ジャパンブルー…この色彩には、どこか心惹かれるものが、もともとあったのかもしれませんね。
ある日デパートの催事でキルト作品をみる機会があり、これがきっかけとなり展示されていた作品を参考に作り始めたのが、確か24〜5才の頃でした。藍染めは高価なので手元にあってもなかなか使えず、ファーストキルトは白と赤と黄色の3色を使ったタペストリーでした。
最初のころは、幾何学模様のタペストリーやバッグを作り、作品とは言えない趣味の世界で楽しんでいました。ただ、オリジナルデザインの作品を制作していきたい、という想いはこのころからずっと心にあったので、ルールに縛られることのない自由な発想の作品をこれまで作り続けることができたのだと思います。
キルトは長い歴史があり、その中でたくさんの作品が生み出されていますが、伝統的なやり方であっても、私がこだわり続けてきたことはオリジナリティです。
伝統的なものにプラス新しい発想やテクニック、デザインを入れています。
作り続ける中で、湧き出てくる色合いやデザインなどのイメージを大切にして、それを膨らませながら制作しています。
まず一度、縫って試してみてほしいです。講習会やワークショップなどに参加して、このHZL-EX7を使って見てください。
パッチワークに重要な7㎜のピーシング機能や糸切り機能など、便利な機能がついているので、縫いやすいことが体感できると思います。
私も最初は日本のメーカーのミシンでキルティングができるというイメージがなかったんです。でもHZL-EX7と出会って、日本のミシンでも縫えるんだって実感しました。
今までの不安は一切なくなり、イメージが払拭されました。
教室に通われている生徒さんのなかにも、教室でHZL-EX7を使用した後、自宅にあるミシンで制作しようとすると使いづらいと言って、HZL-EX7に買い替えた方もいますよ。
どうしてこんなに使いやすいの?ってよく聞かれます。
私、わかんないからメーカーの人に聞いて!ってよく言っています。(笑)
最後に、独自のテクニックによるパターンの作り方など、HZL-EX7を使って動画で公開しています。詳しい作り方は以下のサイトをご覧ください。
Felisa Quilts You Tube フェリーサキルト
https://www.youtube.com/channel/UCsIfiwNPwgIWhkfgjDOl-MA
Felisa Quilts ブログ かんたん・早い・楽しい作り方など
http://felisaquilts.com/
Facebook Felisa Quiltsパッチワークキルト
https://www.facebook.com/PatchworkQuiltFelisaQuilts/
Instagram felisaquilts
https://www.instagram.com/felisaquilts.jp/
家庭用ミシン HZL-EX7
ジグザグと直線縫いを主に使用しています。
一番衝撃だったのがボタンホールでした。最初はどうやって使うんだろう?なんだか難しそう…というイメージがあったんです。今まで自分でボタンホールをしようとは思いませんでしたからね。
でも講習会用のバスケットの作品を制作するにあたって、持ち手部分にボタンホールを使いたくて、キルティングした厚めの生地に試しに縫ってみたんです。
そうしたらセットするだけで、ミシンが全部縫ってくれるんですよ!
こんなに厚みのあるキルトの持ち手なのに、とてもきれいに縫えたのでびっくりしました。もう感動〜です!!
あとフットコントローラーのかかとを踏むと7つのセッティングの切り替えができるんですよ。手でも足でも糸が切れたり、押えを上げたり、針だけを上げたり…。
制作する作品に合わせて、機能を使い分けています。
オプション部品で私が手放せないアイテム!それはマグネット定規G20です。
一番強力で押しても動かない。7㎜の縫い代を安心して縫うことができます。
ズレないで縫えるので、初心者の方には特に便利な道具の1つです。
職業用ミシン SL-300EX
JUKI 職業用ミシンのキルティング用押えは、フリーモーションキルティングも自由自在に。
取り替えられる、ルーラーを使ってキルティングが楽しくなります。
この押えは曲線、直線、丸などルーラーを使うと自由にキルティングラインやキルティングデザインが楽しめます。
難しい丸もルーラーを使って綺麗にできることが嬉しいです。
キルティングデザインの幅も広がり、キルト作りが楽しくなります。
キルト用ミシン TL-2200QVP フレームタイプ
キルト作りをしていく上で欠かせなかったのがこのミシンでした。
ミシンキルトの作品には綺麗なキルティングデザインが求められ始めていますが、その中でこのロングアームミシンは必要だと感じました。
このミシンが作品制作をする上で最適なのは、キルトを動かさないで縫えることはもちろんですが、キルティングルーラーが使用できるということ。
ロングアームミシンは奥行きが広いので、ルーラーを使って自由に思い通りのキルティングデザインをすることができ、とても楽しいです。キルティング用定規を使うことで曲線や直線も自由に縫えます。
工業用ミシン DDL-9000C
縫製工場などでも使用されているミシンだけあって、とにかく早いですね。
このJUKI工業用ミシンを手にしてからは、ピースワーク・仕立てがあっという間にできて、キルト作品が完成するのが早いです。
フットを変えて縫うと作業が早く終わらせられます。
もっともっと納得のできる作品を追い求めて、毎日制作に励んでいます。
取材:2017年8月