MIMとは、Metal Injection Moldingの略で、金属粉末射出成形を指します。
プラスチック射出成形技術と粉末冶金技術を応用し、三次元形状の金属部品を、ニアネットシェイプ(Near Net Shape)の状態で提供する部品製法技術です。
◆お知らせ◆
2018年度「MIMを知らない」をなくす活動を始めました。
貴方の会議室へ特別MIMキャラバン隊が参上いたします。
高級粉末と粉末配合技術により、他社よりワンランク高い精度と密度を実現しました。そのため材料費は高くなりますが、二次加工の簡略化により完成品でコストメリットを出すことが可能です。
自社開発材料の例:
JMOLD(R)(SNCM系鋼)、SKD11-SH、SUS440C-SH、J-HSS(ハイス鋼)
※JMOLD(R)は当社の登録商標です。
大手MIMメーカーではほとんど取り扱っていない機械部品用のSNCM鋼を独自に開発(JMOLD)し、焼入焼戻しまで行った完成品を提供しています。
当社独自のサイジング技術(閉塞矯正)を積極的に取り入れ、寸法精度や幾何精度を向上させています。
MIM技術の元祖であるパーマテック法を基本として、独自に改良を加えたJUKI-MIMシステムを採用しています。
パーマテック法の特徴は溶剤脱脂とバインダ技術にあり、他社では不可能な肉厚部品を可能にしています。
自動化設備がほとんどないため、大量生産(月産数十万個)は不得意です。逆に、大手MIMメーカーが苦手としている「多品種少量品」が得意です。月産数百個から受注しています。
加工完成化まで一貫して行いますので、少量でもコストメリットを出すことが出来ます。
3D-CAD・CAMの導入や、ITの活用によりお客様とCADデータを直接やりとりするなど、設計初期のプロトタイプ段階からMIM素材を提供しています。
一例として、アルミ合金製の簡易金型を使い、30~200個一式で30~60万円の試作品を提供可能です。
※写真の設備は一部です。他の設備に関しては、お問い合わせください。
※写真をクリックすると、拡大してご覧頂けます。