新商品発売のご案内
2006年10月25日
本縫自動玉縁縫機
APW-895
APW-895
JUKIは、マシンタイムを短縮し、優れた生産性を発揮する、本縫自動玉縁縫機APW-895を11月1日より発売開始致します。
当機は、スーツ、ジャケット、パンツ、カジュアルウェア、スポーツウェアなどの、ポケット口を縫う専用ミシンです。当社従来機、APW-194N、APW-195Nの、生産性、縫品質、操作性、フレキシブル性を大幅にグレードアップし、フルモデルチェンジした、本縫自動玉縁縫機です。
特長
生産性の向上
- ダイレクトドライブ方式を採用した新設計の頭部は、最高回転数を従来機の2,500sti/minから3,000rpmにアップしました。
- 大押え移動速度、折り込み動作も高速化し、マシンタイムを短縮しました。 マシンタイムは、業界最速の3.8秒を実現しました。条件:フラップ(長さ150mm)付け、縫目長さ2.5mm
縫製仕様、縫品質の向上
- 縫長さ、針幅の対応範囲拡大により、多様な縫いに対応します。
- 返し縫いは針振り式の採用により素材の縫い詰まりを防止。コート地などの厚い素材でもスムーズな縫製が行えます。
- JUKI独自のダンパー機構により、素材の厚みに応じて折り込み板が作動しますので、薄い素材から厚い素材まで、素材対応力がアップしました。
- センターメスは専用モーターを使用した独立駆動式を採用。切れ味が向上し、薄い素材や伸びやすい素材でも、精度の高いきれいな切り口を得られます。
作業性の向上
- 素材(身頃)のセット位置を示すレーザーマーキングは、照射位置を電子制御化した新型システムを採用。照射位置を自動で切換えられ、各種縫仕様に対応します。
保守・保全性の向上
- 簡単ゲージ交換機構の搭載により、頭部を倒さずベッド上面から釜軸台位置の変更、調整が可能になりました。これにより、針幅変更の作業時間は、従来の半分以下の時間で完了できます。
- アーム内はグリス潤滑によるドライ方式、面部からの油飛散といった問題を解消します。
- コーナーメスはメスユニットごと引き出し可能なタイプを採用。調整作業がしやすく、メス交換も簡単になりました。
- エネルギー消費の削減に取組み、経済性にも優れた省電力設計を実現。エネルギー伝達に優れたダイレクトドライブ方式を採用し、平均消費電力を60%削減、待機時の消費電力は90%削減しております。
発売日
2006年11月1日
カタログ
>>APW-895 PDFカタログ
当リリースに関するお問い合わせ先
総合企画部広報・IR室 03-3480-1742
工業用ミシン事業部営業推進部 03-3480-2357