トラブルシューティング(PLK、XC-Gシリーズ)
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工業用ミシンのトラブルシューティングとエラー表示に関することで、よくお問い合わせいただく内容をまとめています。
電話でのお問い合わせ、入力フォームでのお問い合わせでも承っておりますので、不明な点はお気軽にお問い合わせください。
トラブルシューティング (PLK、XC-Gシリーズ)
ミシン頭部
上糸が切れる
下糸が切れる
①下糸張力が強すぎませんか?下糸張力を調整してください。
下糸張力の調整はこちら
②針板、ボビンケースの糸接触部に傷がありませんか?傷がある場合は新しい部品に交換してください。
縫い始めに針から糸が抜ける
目飛びが多い
糸切しない
①固定メスの位置は正しいですか?切れ味が悪くありませんか?
半回転:固定メスの位置調整はこちら
全回転:固定メスと移動メスの刃先の関係はこちら
②糸切りカムの位置を確認してください。
半回転:糸切りカム追従腕の位置調整はこちら
全回転:糸切りカムの取り付け位置の調整はこちら
③移動メスの位置、待機位置は正しいですか?移動メスの調整をしてください。
半回転:移動メスの位置調整はこちら
全回転:メスのかみ合い量調整はこちら
④糸切り時に目飛びしていませんか?「目飛びが多い」を参照ください。
⑤糸切りソレノイド、エアシリンダは動作していますか?テスト出力モードから確認してください。
出力信号の確認はこちら
⑥糸切り設定がOFFになっていませんか?プログラムモードから糸切り設定をONにしてください。
プログラムモードはこちら
⑦メスのかみ合い圧は適正ですか?
全回転:メスのかみ合い圧の調整はこちら
糸締りが悪い
糸払いしない
①ワイパが針または中押えと干渉していませんか?ワイパ高さを調整してください。
②ワイパ機能がOFFになっていませんか?ワイパ機能をONに設定してください。
ワイパの調整はこちら
縫製パターンがずれる
原点復帰時の位置がずれる
①雰囲気温度が使用範囲外ではありませんか?5℃~35℃の雰囲気温度で使用してください。
②センサと検出板のギャップが広くありませんか?センサと検出板のギャップは1.0~1.5mmに調整してください。
XY機械原点の調整はこちら
操作パネル
異常等が発生したのでシステムの再インストールをしたい
システムの入ったUSBメモリを差し込んで、制御盤のFキーを押しながら電源をONすると言語設定、機種設定が選択でき、初期状態に戻すことができます。
システムの再インストールはこちら
電源投入すると「E-006 X軸A相吸着エラー」「E-007 Y軸A相吸着エラー」が表示される
①外押え枠の位置がエリアいっぱいになっていませんか?外押え枠を手で中心付近へ動かしてください。
②X軸・Y軸エンコーダコネクタはしっかりと差し込まれていますか?コネクタを確認してください。
ケーブルの接続はこちら
電源投入時または原点復帰時に「E-053 X軸エンコーダエラー」「E-054 Y軸エンコーダエラー」が表示される
X軸・Y軸のエンコーダコネクタが反対に差し込まれていませんか?コネクタを確認してください。
ケーブルの接続はこちら
電源投入すると「M-038 ミシン転倒を検知しました」が表示される
頭部後方に転倒検知スイッチがありますので検出をしているか確認してください。検出していたら、リミットスイッチを作動(ON)させてください。
ミシン転倒検知スイッチの取り付けはこちら
電子パターン縫いミシン PLK-G2008H
電源投入すると「E-060 PF軸原点センサーエラー」が表示される
糸切り動作中に外押えが動く
操作パネルのプログラム設定でTRIMコード後にUSTPコードが入力されているか確認してください。
ティーチング方法はこちら
糸切り動作しない
「M-043 スタート禁止信号検出中」が表示される
本縫いミシン
目飛びする
不締まりする
①上糸の調子が弱すぎませんか?糸調子ナットを少しずつ右へ回して糸調子を強くしてください。
上糸の調子はこちら
②糸取りばねが弱すぎませんか?ばねが弱い場合は、糸調子棒を少しずつ右へ回して強くしてください。
③糸取りバネの作動量が小さすぎませんか?作動量が小さい場合は、上糸調節器を少しずつ右へ回して、作動量を大きくしてください。
糸取りバネの調整(本縫い上下送り)はこちら
④下糸の調子が弱すぎませんか?下糸の調子はほとんど調節する必要はありませんが、縫製物や糸によっては多少調節する必要があります。目安としてはボビンケースから出ている糸端を持ち吊り下げたとき、その都度ボビンケースから糸が繰り出される程度です。
下糸の調子はこちら
糸切れする
①針の取り付け方は適切ですか?針の差し込み不足、針の向きが合っているか確認してください。
針の取り付け方はこちら
②糸取りバネが強すぎませんか?ばねが強い場合は、糸調子棒を少しずつ左へ回して弱くしてください。
③糸取りバネの作動が早すぎませんか?早い場合は、上糸調節器を少しずつ左へ回して、作動を遅くしてください。
糸取りバネの調整(本縫い上下送り)はこちら
④上糸の調子が強すぎませんか?糸調子ナットを少しずつ左へ回して糸調子を弱くしてください。
上糸の調子はこちら
⑤針は曲がっていませんか?曲がっている場合は、新しい針と交換してください。
⑥かま、ボビンケースに傷がありませんか?傷がある場合は、油砥石で直すか、新しい部品に交換してください。
⑦針板の針穴に傷がありませんか?傷がある場合は、針穴を磨くか新しい針板に交換してください。
縫い目にしわができる
縫い目が揃わない
針が頻繁に折れる
駆動装置
XC-G500の説明書が欲しい
各ソレノイドの故障診断について知りたい
プログラムモードEから各ソレノイドを強制出力することができます。
①押え上げソレノイド :機能 「OFO」をON/OFFすることで確認できます。
②糸切りソレノイド : 機能「OAO」をON/OFFすることで確認できます。
③ワイパーソレノイド : 機能「OBO」をON/OFFすることで確認できます。
④返し縫いソレノイド : 機能「OCO」をON/OFFすることで確認できます。
⑤糸緩めソレノイド : 機能「ODO」をON/OFFすることで確認できます。
各ソレノイドの故障診断はこちら
制御盤のLEDが点滅している
状態表示LEDの表示パターンを確認してください。
状態表示LEDの表示パターンはこちら
表示されたエラーコードが何か知りたい
エラー表示の一覧をご確認ください。
エラー表示はこちら
最後に出たエラーの種類が知りたい
運転させるとE3,またはE4エラーが出る
エラー表示『MA』が表示されたとき
エラー表示『MA』が表示されたときはこちら