新商品発売のご案内
2007年11月28日
LU-2200Nシリーズの最上位機種
高速1本針本縫総合送り水平大釜自動糸切りミシン
(2ピッチダイアル/残短糸切り仕様)
LU-2220N-7
JUKIは、”残短糸切り機構”を搭載した2ピッチダイヤルミシン、高速1本針本縫総合送り水平大釜自動糸切りミシンLU-2220N-7をLU-2200Nシリーズの最上位機種としてラインナップに追加、12月1日より発売開始致します。
当機は新開発の糸切機構(特許出願中)を装備し、縫始めの糸端の飛び出しを防止及び縫終りの糸残り量を業界では最短である5㎜以下に短縮することを可能にしました。
多くの自動車シート縫製メーカーでは「縫始め縫終りの糸残り量5mm以下」が標準となっており、糸残り量が5mm以上の場合はオペレーターがハサミでの糸端処理をしています。
LU-2220N-7はこの糸摘み作業を不要とし、生産性と縫製品質の向上を実現します。
特長
LU-2220N-7独自の特長
- 縫始め:新開発の上糸飛び出し防止機構が、縫始めの糸端を素材の裏側に引き込み、素材上面の糸の飛び出しを防止します。また、JUKI独自のプリテンション機構により糸番手変更にも対応可能です。
- 縫終り:新開発の残短糸切り機構が上下糸とも業界最短の布側残量5mm以下(当社 LU-2212N-7の残量、上糸:12mm、下糸:21mm)で確実に糸切りを行います。また糸番手は#4までの太糸を確実に切断しますので、ハサミを使っての糸摘み作業がなくなります。
- 2ピッチダイヤル機構を標準装備し、2種類の縫目長さを用途に応じて瞬時に切り替えができます。2ピッチ切り替え機能をバックタック、交互上下送り高さ切り替えと連動させ、縫品質の更なる向上が可能となります。
LU-2200Nシリーズの特長
- LU-2200Nシリーズは、皮革厚物向けに開発された高速本縫総合送り水平釜自動糸切りミシンの最高峰機で、高速縫製3,500sti/minに対応するパワフルな送りと可縫製で長年ご好評を頂いております。 当シリーズには、1本針ミシンLU-2210N(W)-7、2本針ミシンLU-2260N(W)-7、1本針2ピッチダイヤルミシンLU-2212N‐7を取り揃えており、充実した標準機能と使いやすさでカーシート・ソファー・カバンなどの縫製に抜群の対応力を発揮しております。
主な特長
- 押え足と上送り足のストローク(交互上下量)は、頭部上面の大型ダイヤルで簡単に設定できます。また、その設定値に基づいて最高縫速度が自動調整され、常に理想的な縫製条件が保たれます。
- 瞬時交互上下量変換機能(DL装置)を標準装備しておりますので、段部などの送りにくい工程で、瞬時に交互上下量を最大に切り換えることができ、目詰まりのない美しい縫目が得られます。
- エアー式自動押え上げ装置を標準装備しています。押え上昇量は16mmと高く、素材の取り回しが楽に行えます。
- 水平1.6倍釜を標準装備しておりますので、下糸の交換頻度が減少し、能率的な作業が行えます。
発売日
2007年12月1日
カタログ
>>LU-2200Nシリーズ PDFカタログ
当リリースに関するお問い合わせ先
総合企画部広報・IR室 03-3480-1742
工業用ミシン事業部営業推進部 03-3480-2357