東京ファッション産業機器展(48th FISMA TOKYO)が12月2日(水)、3日(木)東京ビックサイト西3ホールにて開催されました。「信頼の証明=NIPPON・スペック~安心、安全、そして信頼へ~」のテーマのもと工業用ミシン、家庭用ミシン、縫製関連機器、部品、アタッチメントなどアパレル生産関連を幅広く出展。2日間の来場者数は2日7,216人/3日5,556人、合計12,772名と昨年を上回る大盛況となりました。
JUKIでは工業用ミシンを中心に、家庭用ミシンなどを展示。新商品のダイレクトドライブ高速本縫自動糸切りミシン「DDL-9000B」や特殊ミシン、エッジコントロールシーマ「AE-200A」や電子サイクルマシン「AMS-210EN」などの最新自動機を多数展示し、多くのお客さまで賑わっていました。
特に経験が浅いオペレーターでも熟練オペレーター同様に"異種曲線生地の合わせ縫"が実現できる、エッジコントロールシーマー「AE-200A」や縫製工場で最も一般的に使われる1本針本縫いミシンの最高峰モデル「DDL-9000B」などが注目を集めました。
また毎回開催されるテーマゾーンでは、株式会社三景の岡安茂男氏による「裏で活躍する副資材の取り扱いと効果」や、有限会社アンティフリーズ代表取締役岩井正博氏による「縫製作業でできる歪みをパターンで解消!」、有限会社サン・モードスタジオ代表取締役柴山登光氏による「縫製工場の生産技術(パンツのクセ取り)」の特別セミナーなどが開催され、聴講者は非常に熱心に縫製技術の講義に傾聴していました。また東京都ミシン商工業協同組合によるものづくりコーナーでは家庭用の刺繍ミシンなど使って実演が行われました。