2011年9月27日(火)~30日(金)に、中国、上海市の上海新国際博覧中心にてCISMA2011(中国国際縫製設備博覧会)が開催されました。この展示会は2年に1度開催されおり、展示会面積、来場者数は世界最大規模を誇る縫製機器の展示会です。今年は10万m2の会場に17の国と地域から縫製機械関連の1182社が参加。開催4日間で5万名程の来場客が訪れました。出展各社は自動縫製機器のような縫製効率を高める機器や、省エネ、環境保護など先端の技術を取り入れた機器を持ち寄る、盛況な展示会となりました。
JUKIは、871m2のブースに、最新鋭工業用ミシンとシステム65機種、家庭用ミシン13機種のあわせて78機種を11のコーナーに分けて展示しました。縫製ライン全てがドライヘッドミシンとデータ測定端末(IT-Series)を装着したミシンで構成されたTシャツ縫製ラインでは、データ解析ソフト(IA-1)を用いた"縫製現場の見える化"による管理面の強化と、環境・省エネの実現に対しての提案縫製ラインを実演したのをはじめ、14台の自動・省力機による高効率化や、出展機全てに省エネ性の高いサーボモーターを装着するなど、多方向の提案を行い大きな反響と、多くの注目を集めました。
家庭用ミシンもコンピューターミシンHZL-Fシリーズ(Exceed)、HZL-Gシリーズや、近日発売予定のKシリーズに注目が集まりました。また、各種の縫いに対応するカバーステッチ付きロックミシンMO-735などを展示、こちらも好評で多くのお客様が集まりました。