行政外国人、実習後に就労資格、最長5年日経,〔18・4・12(1)〕
政府は19年4月にも外国人労働者向けに新たな在留資格をつくる。最長5年間の技能実習を修了した外国人に、さらに最長5年間、就労できる資格を与える。対象は農業や介護などで、試験に合格すれば、家族を招いたり、より長く国内で働いたりできる資格に移行できる。
素材メーカーのイチ押し商品 機能やエコ、風合いなど繊研,〔18・3・2(7,9,10)〕
独自の機能や風合いに加え、最近ではエコやサスティナビリティを意識した素材、安全安心や感性に訴える素材など、差別化素材に対する注目が高まっている。日本の素材メーカー、商社が長年培ってきた強みを生かした各社のイチ押し素材を3ページにわたって紹介している。
加工染工場・横連携が進展繊維ニュース,〔18・3・26(1)〕
分業体制で生きてきた日本の繊維産業では、個々の事情により開発機能が停滞するような局面がある。それを打開するには連携の力が必要。とりわけ、染色加工場は繊維産業のキーインダストリーとされながらも、淘汰・縮小には歯止めがかからず、苦境が続いている。現状打破に向け、各所で染色加工場の横連携が活発化しつつある。ここでは、各社の横連携の内容を紹介している。
アパレル大人服と同じデザインの子供服 "ミニミー"一大トレンドに繊研,〔18・4・13(1)〕
子供服で"ミニミー"旋風が吹いている。ミニミーとは、大人服と同じデザインのベビー子供服のこと。全く同じデザインではなく、広義の意味で大人服と同じようなデザイン、大人服にありそうなデザイン、大人服のトレンドを反映した子供服だ。ラグジュアリーブランドから百貨店や専門店向けメーカー、SCに出店するSPA(製造小売業)で、売れ行きは好調。新ブランドや新業態、リニューアルも相次いでいる。
アパレルアパレルメーカー 消費者向けイベントをオフィスで繊研,〔18・4・26(1)〕
アパレルメーカーが、自社のオフィスで消費者向けイベントをする例が増えてきた。消費者と接点を持つ場所は店舗やイベント会場が一般的だが、普段接することのないアパレル企業やそこで働く人を身近に感じてもらい、消費者との距離を縮められるメリットがある。オフィスは都心のアクセスの良い場所が多く、その利便性も活用できる。イベントは、服作りや装うことに関心を高めてもらい、楽しさも提供するのがポイントだ。
流通サブスプリクションが増加中、アパレルも参入繊研,〔18・3・26(1)〕
サブスプリクション(購入せず利用期間などに応じて料金を支払うもの)のファッションレンタルサービスが増えている。IT企業発が多かったが、今春にはアパレルの参入が目立つ。事業化を検討している大手の小売りやアパレルもある。消費者の選択肢の一つにレンタルが加わることで、消費者との新たな関係性構築が期待できる。
流通量販店の衣料品 17年度ようやく浮揚繊研,〔18・4・19(1)〕
量販店の衣料品が健闘している。GMS(総合小売業)が改革を迫られるのは衣料品など非食料品分野が支持を失ったからといわれて久しいが、17年度は浮揚感があった。天候に恵まれ、これまでの改善策や危機感が押し上げた形だ。本格的な反転に向け、分社化や提携など、さらに大きな改革が求められる。
消費綿花がつむぐ再起の糸朝日,〔18・3・9(9)〕
「東北コットンプロジェクト」は東日本大震災復興をめざす宮城で津波を被った土地で綿花栽培から製品化、販売までを行う。本業を生かして農家を応援する企業は70社。宮城県の荒浜、東松島、名取市などで栽培されており、3カ所の収穫量は2年続けて1t近くになり、日本最大の産地といえるほどとなった。一方、被災地事業への関心の低下や参加企業や製品販売店舗が東北に少ないことが課題だ。
消費「エシカル」はカワイイ! 社会貢献につながる商品日経MJ,〔18・4・13 (3)〕
環境や社会への影響を配慮した「エシカル(倫理的)」を軸にしたかばんブランドが、「カワイイ」や「おしゃれ」だとして幅広い世代から支持を集めている。マーケティングなどの工夫が当たったことに加え、ファッショントレンドも追い風。社会問題への関心をことさらにうたわずとも、商品自体の価値で売れるものづくりへと変貌を遂げ始めている。
品質管理量から質へ、高い生産管理の役割担う繊研,〔18・3・20(13)〕
品質の高さを求められる日本市場に対して、生産地の中国では、日本のアパレル・ファッション業界を請け負っているOEM企業(相手先ブランド企業)が素材開発と調達をサポートし、加工手法、デザイン、安心・安全の物作りの提供「量から質へのシフト」を進め、直貿(工場ダイレクト)の仕組みが増えている。背景には、中国の物作り環境、資金面などが悪化しており、生産機器の増設で生産能力の強化、管理社員を増員するなど中間に入るOEM企業の役割が生産安定化を担っている。
その他東北の縫製業、人の力で乗り越える繊研,〔18・3・9(1)〕
「人の力で震災を乗り越える」と、東北の縫製業が、地場産業活性化に向け、次世代を担う人材確保や育成に取り組んでいる。地元の各地でファッションショーを開催し、ファッションの上質な物作りを支える縫製業の魅力を地場の若い層に向けて発信。人材を地域産業活性化の重点施策に位置づけている。